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化学強化ガラス特性強度説明です。

化学強化ガラス

ガラスを溶融塩に浸漬し、イオン交換することで表面に圧縮応力層を形成したガラスです。

これにより通常のガラスの5倍以上に強度をあげることができます。

化学強化ガラス(ケミカルハード)

化学強化ガラスとは

ガラスの強化方法には風冷強化と化学強化がありますが、ガラスの強化はガラス表面に圧縮応力を発生させること

によって、引張に弱いガラスの性質を改善することです。化学強化はガラスを硝酸カリウム(KNO3)中に浸漬して、

ガラス表面層のイオン半径の小さいNa+を、よりイオン半径の大きいK+を置換して、ガラス表面に圧縮応力を発生さ


せる方法です。

化学強化ガラスの特徴

ガラスの厚みが薄くても強化可能である。


強化による変形が殆ど無い。


異形や曲げガラスにも強化出来る。

イオン交換前

 

イオン交換後

h-4.jpg

mark.gif

h-5.jpg

      同じ厚みの未強化ガラスより5倍以上の強度があります。


0.4mm厚みまでの薄板ガラスの強化が可能。(風冷強化は3mm以上に適応)


種々の形状に対応できます。厚みの異なるガラスも強化可能です。


変形が生じないので、高い平坦性と寸法精度が得られます。

製品特性

強化板ガラスの耐熱性(局部冷却)

サンプル

板厚(mm)

耐熱温度差(℃)

未強化ガラス

3.3

75

5.0

50

強化ガラス

3.3

375

5.0

350


静圧荷重試験

化学強化前後のガラス表面応力

サンプル

板厚(mm)

表面圧縮応力
(kg/m
u)

強化前
(
生板品)

0.7

10

1.3

10

強化後
(
化学強化品)

0.7

37

1.3

36

落球試験
glaph2.gif

   
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